十三駅前の火事
ちょっとまえですけど、といっても去年度ですけど、
大阪の北の方、十三(じゅうそう)駅っていうところがあって、
その駅前の商店街が火事で焼けきってしまったんですよね。
悲しい事故やなくて陰謀ちゃうかって思うんです。
焼けた商店街は通称ションベン横丁っていって、
戦後のゴタゴタの時になんとなく人が集まって、なんとなく店を出していって商店街が形成されたっていう、わちゃわちゃしたところでして、
通称に代表されるように、小汚いところだったんです。
なんでションベン横丁っていうのかっていうと、よっぱらったおっさんがそこでよく立ちションをするからだそうで。
戦後こぞって店を作ったから、お店は違法建築物ばっかりだったんですけど、長い間立退きさせられることはなかったそうです、よくわからないけど。
それが、十三駅前っていう一等地にあったわけです。
そしてこれが焼けたわけです。
火災の発生時間はだれもいない朝方。
発火元は住宅と住宅の間。
大阪の人ならこの火災を知っているかもしれませんが、
特に非関西圏ならば全く報道すらなかったのでは?
わたしは、これは全くの想像ですが、
立退きのための人為的な火災だったと思っています。
それが地上げ屋によるものなのか、国が再開発するためなのかまではしりませんが、
一等地に存在していた異様な飲み屋街の火災はなんだか怪しい感じがしました。